耐震改修のすすめ

住宅リフォームは耐震工事と一緒にしないと二度手間になり、損をする

何故か?
せっかく、リフォームしたのに、そのために家のバランスが崩れ、
地震で家がすぐ倒れるようなら、意味がないからです。

※ここでのリフォームとは、単にトイレや流し台等の設備を取り変えたり、畳や壁紙等の表面を新しくするリフォーム等を除きます。

部屋を使いやすくするために、間仕切りを壊して部屋を広げたり、また逆に壁内に出入口を新しく作る 等の、「壁」の施工を伴うリフォームは、その家の耐震性を大抵の場合、悪くします。
これは

地震時に東西南北に揺れるときに倒れないように、頑張ってくれるのが「壁」の役割です。この壁が、建物で東西南北にバランス良く配置されていないと、地震には弱い家です。(木造住宅耐震診断による。)

特に昭和55年以前に建てられた家では、顕著にそれが現れています。
高知の場合、南に窓が多く、大抵の家では先述した「壁」の量が少なく、
バランス良く配置されていないため、何もリフォームしていなくても、耐震性が低いというのが、ほとんどで、実際に150件程を私の見てきた今までの答えです。

では、どうすればよいのか?

どうせ大工さんが入るならば、壁の配置や強さを調べるため

1 地震に対する壁の補強工事を先に行うのがベストです

ここで、リフォームする部屋の壁がどうすべきか(補強しなければいけないのか撤去して良いのか、くり抜いて良い壁なのかどうか)わかります。

t03その補強工事は
S56年以前の建物ならば、国からの補助金が110万円出ます。
(南国市は135万円、設計工事費全額補助)
ちなみに、実際の耐震補強工事費用は平均150万円くらいです。
つまり、追い金が40万円前後で終わります。

ある家では、補助金内で補強工事ができた方もいました。
つまり、耐震工事は0円でした。
ちなみに弊社のこの補強工事の実績は約100件ですが、1割の10名の方は補助金内でした。
つまり、耐震補強工事の追い金が0円だった訳です。

2 その次に、リフォームする間取りを考える

耐震工事により、補強する壁や撤去してはいけない壁が分かりますから、
その壁を使い勝手だけで、撤去したり、むやみに穴を開けて建具を入れて出入り口や窓にする等のことが無くなり、建物を弱くすることなく、リフォームができるわけです。

つまり、このことにより、身勝手に便利さだけを優先した間取りに変え、耐震性を弱めることも防ぐことができる訳です。

t04-2これにより、大工さん等の職人さんが入る手間が「二度手間」になることを防ぎ、
かつ経済的にもなり、地震にも強くなる訳です。

以上のようなことから、
リフォームと耐震工事は切っても切り離せない関係となっています。